駐車場や店頭に欠かせない「のぼり」について

のぼりは長辺の一方と上辺を竿にくくりつけた旗を指します。
比較的に場所を選ばず、手軽に使用することができる上、低予算で目立つことから店外で用いる看板の中でも特に有効な看板媒体です。
パタパタと風に風になびくのぼりは、動くことで店舗に勢いと活気を与えてくれることが特徴です。

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のぼりの特徴

地面に穴をあけてパイプを埋め込んでおく、注水式タンク専用の台に立てる、手するなどにくくりつけておくなど様々な取付方法があり場所を選ばず、手軽に扱えるのぼりですが、その反面、風が吹くと絶えずなびくので、のぼりに表現する内容は読みづらいということがあります。
その為、店の名前や業種名をシンプルに書く、店舗のイメージカラーを表現する、主力製品のPRを行うなど、使用目的の的を絞って使用することで高い効果を発揮します。

のぼりの大きさを変えてみよう

一般的に使用されているのぼりのサイズは次の2通りです。

  1. 60cm×180cm
  2. 45cm×150cm

しかしこれ以外にも一般的なサイズよりも1.5倍程度の大きさ(90cm×270cm)のジャンボのぼりがあります。
あまり見ることのできないサイズののぼりですので、ここぞという時に使用すると大きなインパクトを与えることができます。

のぼりを使用するときの注意点

のぼりは低予算で用意できる分、色せしやすく、ポール部分やのぼりを立てる専用注水台はプラスチックでできているため、壊れやすいという側面があります。
色あせしたり、破損したのぼりをそのままにしてくと店のイメージを損なうことがありますので、絶えずチェックして、問題があればまめに交換しましょう。

店頭サインでお店を大きくアピール!

店頭サインは店舗の入り口場付近に取り付ける看板のことで、「店の顔」というべき看板です。
この看板の大きさは集客力に比例するので、外観のバランスを崩さない範囲で大きな店頭サインを取り付けることが望ましいとされています。
また、店頭サインは「お店を大きく見せる」効果もあるので本来の店舗の大きさ以上のインパクトを通行人に与えるという効果が期待できます。

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店頭サインの特徴

店頭サインは「店の顔」というべき看板であるので、コンセプトの伝わるデザインと内容であることが求められます。
成功のポイントとしては、次の二つを満たす必要があります。

  • 出来るだけ大きな面積を確保すること
  • 店の内容が一目でわかる内容を表現すること

なお、面積が大きくなるのでコストも増加すると思われがちの店頭サインですが、材料を従来のアクリルや鉄ではなく、合成布を使うなど形状や素材を工夫することで大幅なコストダウンが可能となります。

店頭サインはなるべく大きく

店頭サインの大きさは集客力の大きさに直結し、特に新規顧客への大きなアピールになることから、可能な限り大きなものを設置することが求められます。
例外として、歩行者をメインターゲットとする商店街立地の店舗や建物や小物の雰囲気などで看板の役割を十分に果たせるなどの理由がある場合は、店頭サインが小さくてももんだいあません。
しかし、原則として、店頭サインは大きければ大きいほど良いものであるということは知っておく必要があります。

歩行者の目印、袖看板!

袖看板とは建物の壁面を利用して突き出すように設置された看板のことであり、「突き出し看板」ともいいます。
目線の良い位置に設置できますので、歩道や道路面からも見つけやすく、建物の上部にあるお店でも存在をPRすることができます。

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袖看板の特徴

新規顧客の来店率を高めるには、通行人の目線に対して直角の位置に看板を出すと高い効果が期待できますが、袖看板は、建物の高さを超えない範囲で自由に設置することができるので、通行中の視認性が高く、お店の正面に来なくても場所が判り認知させることができ、来店率を高めることができます。
店舗の立地条件が悪く、通行者に気づかれにくい場合にはこの袖看板を使うことで問題を解決できます。

袖看板の注意点

袖看板は建物の壁面を利用するので、安いコストで高い看板効果が期待できる看板です。
しかし一方で、風や地震などの自然災害の影響を受けやすいので、設置後に耐久不足から落下して事故を起こさないように強度や設置場所には十分配慮する必要があります。
高い看板効果を期待して設置した袖看板が重大な事故を起こして、店が閉店に追い込まれてしまっては本末転倒です。

看板の代表格“A型看板”の効果とは?

A型看板は非常に汎用性の高い看板であり、移動や収納が簡単で、しかも今まで看板のなかったところに、広いスペース面積のPRスペースを確保できるところが魅力です。
また大きさや用途など目的っ用途に応じて様々なタイプのA型看板があるのが特徴で明す。

A型看板の特徴

A型看板は、スタンド看板の1つで、店舗の広告ツールとして絶大な効果を発揮しています。
看板に掲載している内容は容易に差し替え可能なので、例えば飲食店ではランチメニューやディナーの時などに「本日のランチメニュー」といった具合にA看板の表示内容を変えて使用している店舗も多く見られます。
お店の人が簡単にアレンジできるのが魅力のひとつであり、料理の内容など主に短時間で変わる情報を掲載するのに最適です。
使い方次第では高い集客力を持っていますのでいろいろ工夫して使用してみましょう。

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何故、A型看板と呼ばれるのか

A型看板の名前の由来は、足を広げ、店舗のメニューやお知らせを効果的に掲示している姿を横からみると、「A」の字にみえるからといわれています。
他にもT型看板と呼ばれるTの字をひっくり返した形状のスタンド看板がありますが、特に屋外で使用の際には、自立させるための脚が看板本体から出ているため、通行人者や歩行者のつまずきの原因にもなりかねないので、店舗の店頭看板のとしてはA型看板の方が主流です。

A型看板の種類

A型看板は目的と用途に応じて様々な種類のものがあります。
素材としては、アルミ製やプラスチック製、木製などがあり、また、用途としては、車からの視線に訴えるビックサイズ、商店街などで商品案内な店内案内をするもの、更にはチラシや割引券を入れることのできるボックス付きのものまであります。
とにかく汎用性の広い看板ですので、あれこれ独自に試行錯誤しながら色々工夫して使うことをおススメします。

ガラスシートを使えばガラス窓だって看板になります

ガラスシートとは、店舗の入り口扉やガラス面を利用して製作する看板であり、「ウィンドウサイン」と呼ばれることもあります。
ガラスに直接貼り付けることができる為、比較的にコストが安く、またデザインやガラス内のディスプレイを用いた見せ方に凝ることができます。

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ガラスシートの特徴

ガラスシートは店のガラスにポスターやチラシ等を直接貼るという方法で行いますので、安いコストで広い面でPRすることが可能です。
また、工夫次第では凝ったデザインにより、通行者に大きなインパクトを与える見せ方をすることも可能です。
さらにポスターは看板に比 べて交換しやすい所もメリットの一つです。コンスタントに交換し、タイムリーな情報提供をすることができます。
なお、副産物的な効果としては目隠しや日焼け防止の効果 があり、直射日光の眩しさ低減など、様々なメリットがあります。

ガラスシートのを採用する時は

ガラスシートを採用する場合には、ガラス面全部を使ってデザインするのではなくあえてガラス面の一部を開けておき、店内の様子が見えるようにしておいた方が、お客様の安心感も強まり入店率が高まります。
またガラス面には白がよく映えるので、文字色を白にしたり、白いシートの上に重ね貼りして「白の縁取り」を文字に施すと見やすくなります。

スタンド看板で通行人の視界をキャッチ!

スタンド看板は主に「歩行者客」や「自転車客」が中心の立地で、通行人の目に留まるよう店舗や会社の前において使うことが多い看板です。
店の名前やメニュー、料金表など幅広い使い方が可能です。
スタンド看板の代表的なものはA型看板ですが、それ以外にも様々な種類があります、

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スタンド看板の特徴

スタンド看板の特徴は、移動が簡単であり、店舗入口や店内など、目線に入りやすい位置に設置することができるため、誘導性に優れ、アピール度も抜群であることです。
スタンの看板は種類が多く、形状、素材、機能、コストも多種多様ですので、店のコンセプトや用途に応じて自由に選ぶことができます。

スタンド看板の種類

スタンド看板は自立している看板の総称であり、代表的なものとしては次のようなもがあります。
なお、これらはA型看板と比較した場合、簡単にPRスペースを作れるという点では共通ですが、A型看板よりも設置のための面積が少なくて済むこと、そして、片面でのPRが中心になることに違いがあります。

タワー・カタログスタンドタイプ

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よく旅行代理店などの前で見かけることができるタイプのスタンド看板です。
持ち帰り用のチラシやパンフレットなどを並べることができます。

電飾タイプ

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板面の中に電球があり、内側から照らすスタンド看板です。
特に夜間に威力を発揮します。

カーブタイプ

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板面がゆるやかにカーブしており、優しいイメージを与えてくるスタンド看板です。
特に女性的なイメージの商品を取り扱っている店に最適の看板です。

イーゼルタイプ

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メニューボートとして使われることが多いスタンド看板です。
飲食店(特に洋食系や喫茶店など)の前に設置されていることが多いです。

風の動きで目をひく垂れ幕看板

垂れ幕は「けんすい幕」と呼ばれることが多い、デジタルプリントで製作された看板であり、看板業界に、業務用の大型インクジェット出力機が普及したことにより安価に製作できることから増えて来た種類です。
なお、セットとして扱われるものに横断幕(横幕)がありますが、基本的に同じものです。
単に横に長いものを横幕と呼び、縦に長いものを垂れ幕と呼ぶだけです。
季節ごとに看板内容を変更したい、定期的にPRするものを変更したいなど、イベントやセール、フェアの告知に役立ちます。

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垂れ幕の特徴

垂れ幕は手軽かつローコストで看板スペースを作ることができるのが特徴です。
また、基本的に壁面に沿って取り付けられる事が多いので片面染めが一般的ですが、表裏とも見える状態で掲出する場合には両面染めにすることもあります。
なお、垂れ幕は長時間使用すると、色があせていき見づらくなることが問題とされていますが、最近の垂れ幕は日光への耐久度が非常に強くなっており、染め色が日に焼けてしまう心配よりも、むしろ布地が泥や土埃で汚れたり風で破けたりして耐久性の限界に至る例がほとんどとなっています。
大切に使えば10年近く使用に耐える例もあるようです。

垂れ幕を使うときは

垂れ幕を使用する場合は、定期的な交換を前提に使用することになります。
その特性から季節ごとに看板内容を変更したい、定期的にPRするものを変更したい場合に使うことがお薦めです

ドライバーはポール看板を目印にお店を探します

ポール看板は店舗敷地内の道路に面した場所にポールを建て、そこに看板を取り付けたものを指します。
非常に大きな看板であり、店名やロゴマークなどのシンプルな内容を掲出し、遠くからの目印として使用されます。
主にロードサイドの立地で「車客」を相手にする商売の場合によく使われます。

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ポール看板の特徴

ポール看板は支柱により自立しているので建物から独立した位置に設置でき、特に前面駐車場などで道路から建物が見えにくい場合に有効です。
その為、幹線道路に面した路面店の多くが使用しています。
また、駐車場への誘導サインとしての機能もあります。
なお、このポール看板はポールを埋め込む基礎工事が必要であり、物によっては100万円単位の出費になります。
また、4メートルを超える広告塔は建築基準法により工作物の確認申請が義務づけら確認申請が費用と期間の両面で負担がります。
このように非常に高価な看板なので使用を考えている場合は慎重に計画を立てる必要があります。

「車客」を相手にする場合には

ポール看板の主な目的は、車に乗っているお客様、すなわち「車客」に自分の店をアピールし、入店してもらえるように誘導することですが、その設置には車の特性を考えた工夫が必要になります。

車は走っています

言うまでもなく、車は信号待ち等で止まっている以外は相当のスピードで走っています。
その為、時速40kmくらいで走れる道路では、最低でも50mくらい手前から、自店の看板を認識してもらわなければスムーズに入店してもらえません。
何故なら、車は急にはとまれず、急に視界に店が見えたとしても、その時はすでに通り過ぎている、ということになるためです。

車の視界は狭い

車を運転する人は座った状態で遠くを見ていますので、看板の位置が低くても、逆に高すぎても視界に入りにくくなります。
一般車両の運転席の目線は地上から約1m、運転しながらの上下の可視角度は10度以内であり、10m離れた位置からもっともよく見える高さは3メートル以内とされています。
これを基準として、ベストな高さを試行錯誤してください。

スペースが取れる壁面看板で大きくアピール

壁面看板は建物躯体の壁面にシートやボートを貼り付けた状態の看板の総称です。
「壁面サイン」などとも呼ばれており、アクリル板やステンレス・スチール・アルミなどの板にカッティングシートなどで文字を貼ったり、サンドブラスト・レーザー彫刻などで文字を彫刻したものなど、たくさんの種類があります。
幅広い種類があるため、安価なものから高額なものまで同じ壁面看板内でも最も幅広い形でコストの差が出るのも特徴の一つです。

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壁面看板の特徴

壁面看板は、建物の壁面に直接、文字やロゴ等を掲示することによって、建物との一体感が生まれ、かつ、良い意味での軽い印象を与えることができます。
なお、自立式ではないので相当な大きさでの表現が可能となりますが、それは各自治体が定めた条例、法令等の定める定める範囲内での施行になりますので、し怒りとした確認が必要になります。

壁面看板のメリット

壁面看板は店舗の誘導を図る効果は抜群、業務内容が告知できる、店舗の存在をアピールできるなどといった、通行人の注意を引きつけるのに最適なディスプレイです。
また、情報内容や店舗のイメージに合わせ仕様があり、種類が豊富なのも大きな魅力となっています。

費用の幅が広い

壁面看板はアクリル板やステンレス・スチール・アルミなどの板にカッティングシートなどで文字を貼ったり、サンドブラスト・レーザー彫刻などで文字を彫刻したものなど、たくさんの種類がある一方で、かかる費用も一定ではありません。
その為、壁面看板を行う場合には、業者にしっかりとした見積もりを出してもらい、場合によっては複数の業者と比較する必要もあります。

おススメの壁面看板

安価で集客力の高い壁面看板の一つに「柱マーキング・壁マーキング」があります。
これは他にも「店頭サイン」や「壁面看板」があることが前提ですが、これらと連動したマーキングを柱や壁そのものにカラーリングを施す方法をさします。
壁看板の中では比較的に安価であるうえ、間口を大きく見せて目立たせる効果があり、集客力を高めることができるので、非常におススメの方法です。

立体的なチャンネル文字で一歩前へ

チャンネル文字は文字を立体的に加工した看板のことであり、「チャンネル文字」という呼び名の他に、「ボックス文字」や「切り文字」、「箱文字」とも呼ばれております。
平面的な看板よりも建物との一体感があり、また高級感が出るのが特徴です。
建物自体のイメージアップを図ることができますので、特に強く強調したい場合や、イメージを損なわずに目立ちたい場合などにはおススメの看板です。

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チャンネル文字の特徴

チャンネル文字は、 デザインされた文字をレーザー加工機などで切断して板金の曲げ加工によって文字の立ち上がり面を字の形に曲げて文字の厚みを作ります。
屋外に使う場合にはステンレスや真鍮(しんちゅう)、銅などの錆びない素材を使いますが、場所によっては樹脂素材やアクリル板を挟み込んだものなど様々な素材で加工することも可能です。
立体的であることから高級感があり、多くの場合、店の名前や(ホテル名など)建物のん前を強調する目的で使用されます。
また、「こだわっている商品があります」など特に訴えたいことを強調したい場合にも有効です。

LED式チャンネル文字について

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チャンネル文字の中にはLED式と呼ばれているものがります。
これはチャンネル文字の「箱」の中に、LRD発光体を入れる方式であり、文字自他が光るので夜間でも非常に目立つのが特徴です。
また、LED発光体ですので、光熱費のランニングコストが安価であり、その意味でも人気が高いチャンネル文字です。
なお、LED式には次の3タイプがあります。

  • フロント・ライト式:文字の前(表面)側を光らせる
  • バック・ライト式:文字の後ろ(建物)側を光らせる
  • サイド・ライト式:文字の横側を光らせる