看板って何を書けばいいの?


看板にどのような内容を掲載するかはとても大切です。
店の名前や商品名など宣伝したいことを掲載することは勿論必要ですが、あれもこれもと欲張ってしまうとごちゃごちゃした分かりづらい看板になってしまいます。
看板に掲載する内容は必要最低限のものにとどめて、分かり易くしましょう。
また、ライバル店との差別化を図るために、強調したい特徴や、お客様に訴えたいこと看板で表現することも大切です。
特に、熱烈な固定客を獲得していくためには、自店の「内面」を看板に表現することは必要不可欠です。

看板の情報は「分かり易く」を心掛けよう

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よい看板の条件は「重要な情報」を「分かり易く」表現していることです。
通常、提示される情報は多いほど良いものですが、看板はスペースの関係から、掲載できる情報が限られています。
実際、限られたスペースの中に多くの情報を盛り込みすぎてしまうと、何が掲載されている内容がはっきりと分からなくなる上、ごちゃごちゃした印象の看板になってしまいます。
せっかく多くの情報を掲載しても、これではかえってお客様を遠ざけしまうことになり本末転倒です。
看板を作る時、掲載する内容は基本的に最重要な情報に限定し、特に重要でない情報はバッサリと削って、わかりやすい看板にすることが大切です。

他店との差別化を表現しよう

「売上を上げる」ということは、数あるライバル店の中から「お客様に選ばれる」ということを意味しています。
特に、同業者がひしめいているような地域で新規参入する場合、商品情報などありきたりな情報のみを掲載しているような看板では、「お客様に選んでもらえ存在」になることは極めて困難です。
このような場所で売上を伸ばすには看板によって他のライバル店との差別化を図ることが必要です。

店の特徴などで差別化を図ろう

数あるライバル店の中から「お客様に選んでもらえる店」になるには、何所でもあるような店ではとても駄目です。
まずは、自分たちの会社で、他のライバル店と差別化できそうな特徴や、特にお客様にアピールしたい点をしっかりと把握し、それらを看板で表現することで他店の差別化を図りましょう。

店の内面を表演しよう

看板の魅力は自店の「内面」を看板に表現することではじめて出てきます。
例えば、短期的にお客様を魅了して集客力を高めたいならば、成功している店の真似をそのまますれば一定の効果が見込めます。
しかし、しょせんそれは二番煎じであり、すぐに飽きられてしまいます。
成功例を参考にすること自体は否定しませんが、長期的にお客様を魅了するためには、それに加えて、「自分がどんな考えで、どんな店にしていくのか」等の店の内面を看板に表現していくオリジナルティが必要です。
それにより、看板を通して店のイメージが伝わり、看板を見たお客様を魅了するのです。

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