垂れ幕は「けんすい幕」と呼ばれることが多い、デジタルプリントで製作された看板であり、看板業界に、業務用の大型インクジェット出力機が普及したことにより安価に製作できることから増えて来た種類です。
なお、セットとして扱われるものに横断幕(横幕)がありますが、基本的に同じものです。
単に横に長いものを横幕と呼び、縦に長いものを垂れ幕と呼ぶだけです。
季節ごとに看板内容を変更したい、定期的にPRするものを変更したいなど、イベントやセール、フェアの告知に役立ちます。
垂れ幕の特徴
垂れ幕は手軽かつローコストで看板スペースを作ることができるのが特徴です。
また、基本的に壁面に沿って取り付けられる事が多いので片面染めが一般的ですが、表裏とも見える状態で掲出する場合には両面染めにすることもあります。
なお、垂れ幕は長時間使用すると、色があせていき見づらくなることが問題とされていますが、最近の垂れ幕は日光への耐久度が非常に強くなっており、染め色が日に焼けてしまう心配よりも、むしろ布地が泥や土埃で汚れたり風で破けたりして耐久性の限界に至る例がほとんどとなっています。
大切に使えば10年近く使用に耐える例もあるようです。
垂れ幕を使うときは
垂れ幕を使用する場合は、定期的な交換を前提に使用することになります。
その特性から季節ごとに看板内容を変更したい、定期的にPRするものを変更したい場合に使うことがお薦めです